
デメリットをメリットへ
旗竿地とは… 袋地から延びる細い敷地で道路(公道)に接するような土地をいい、その形が竿のついた旗に似ていることから旗竿地(はたざおち) と呼ばれています。
●家族構成/ 夫婦+ 小型犬 ●構造/ 木造 ●規模/ 地上2 階 ●敷地面積/121.35 ㎡ ●建築面積/44.30 ㎡ ●延床面積/83.22 ㎡
ヒアリング
クライアント様との出会いは、弊社の不動産仲介グループから紹介を受けたのが始まりでした。
早速ヒアリング、現地調査した結果は、
クライアント様からのリクエスト
■明るく、開放的に ■家族が自然とコミュニケーションを取れること■緑を感じる景観の確保 ■シンプルでありながらモダンなデザイン
■将来を見据えて、対応できる利便性がある家


現地調査結果
・旗竿地・間口は2.7m・西側に約3m の擁壁有
・周りが住宅に囲まれている
プランニング
担当設計士と担当コーディネイターは敷地及び隣家調査結果とクライアント様の要望をマッチングさせるべく週一回のミーティングを重ね、資料を準備。
1. 限られた間口から覗く外観はシンプルでありながら存在感を放つシルバーのガルバリウムを。2. 奥まった窮屈な感覚を払拭すべく、エントランスとホール、LDK を一体化。3. 家族のコミュニケーションが自然に取れることを意識し、階段はリビングから直結。4. 開放感の演出は、吹抜階段にしながら
スチールパイプを組み合わせ、エントランス上部には大きなFIX 窓を設置。5. 家族の帰りがいち早く分かるように、キッチンを専用通路の延長線上に配置。6. ロフトは収納もかねた趣味の部屋とし、天窓からの柔らかな陽射しが2F のホールへこぼれ落ちるようにした。
施工開始
担当現場監督がクライアント様に工程の説明と近隣住人の方へごあいさつに伺います。クライアント様と近隣のコミュニケーションが円滑に進む様、建築中も細心の注意を払います。
竣工・引き渡し
着工から3 ヶ月、邸宅が完成しました。クライアント様がこだわっていた無垢の床材を使用し、間取りは当初のヒアリングどおり家族構成が変動しても柔軟に対応できる様、間仕切りできる設計に。
アフターカウンセリング
担当は4 回目のアフターカウンセリングの為にクライアント様を訪れた。訪問するたびに、“らしさ” が増していくのを感じる。

1. 吹抜から臨むエントランス。2F にいても家族の気配を感じられる。2. ペットのココアちゃんも足に優しい無垢材の床なので満足そう。3. 海外の雰囲気を漂わせるリビング。4. エントランスの飾り棚。クライアント様のセンスを演出。5. 奥様の趣味であったガーデニングも、広々としたウッドデッキで一層力が入る。6. 無垢材を利用した自慢のLDK+ エントランス。