安全性が確保されることがもっとも重要
私の父親は大工だったので、幼い頃からベニヤ板に墨で描かれた「板図」と呼ばれる、現在の構造図にあたるものを見るのが好きでした。それを基に倉庫で刻みを行う父の姿を、一日中眺めていたこともあります。
いつか大工になりたいという思いで建築の道に進みましたが、現在は当時見ていた板図と同じような構造図を作成する構造設計の仕事に携わっています。構造設計は、建物の安全性を守るために欠かせない重要な役割を担っています。外観や内装をデザインする意匠設計と連携しながら、美しくかつ安全な住まいを実現するために取り組んでまいります。
建物は私たちが日々過ごす場所だからこそ、安全性が確保されることがもっとも重要だと考えています。お客様の安全を守るお手伝いができるよう、誠心誠意努めてまいります。