映像が描き出す日常
バスキアは「Every line means something.(すべての線には意味がある)」と語りました。私はこの言葉に強く共感しています。日々の選択や小さな一歩も、すべてが未来へとつながる線だと思うからです。
映像制作の仕事に携わる中で、ほんの一瞬の表情やさりげない仕草が、その人の物語を語る瞬間に変わることがあります。細かな断片もつなぎ合わせれば、大きなストーリーになる。それはキャンバスに線を重ね、絵が完成していく過程に似ています。
ときに迷いや不安もあります。しかし、それらを乗り越えた経験は新たな線となって積み重なり、これまで見えなかった景色へと連れていってくれる。その経験こそが、新しい表現を生み出す力になってくれると思います。
映像も人生も、未完成だからこそ面白い。
これからも新たな可能性に挑戦し、自分らしさを大切にしながら、会社に貢献できる作品を創り出してまいります。