北大阪地域の憩いの場として、多くの人々に利用されている「服部緑地」。甲子園球場のおよそ33倍、千里丘陵の西側に位置する、ゆるやかな起伏に富んだ園内には、竹やぶや松林のほか、10数個の池が点在している。また、文化施設やスポーツ施設も多い。「日本民家集落博物館」では、岐阜県大野郡白川村の合掌造りの民家をはじめ、岩手県南部の曲家(まがりや)、奄美大島の高倉など日本各地の代表的な民家を移築復元している。「都市緑化植物園」では、約120種のハーブや700種のツバキなどが植えられており、花と緑あふれる安らぎ空間となっている。そのほか、陸上競技場、乗馬センター、テニスコート、ウォーターランドなども揃い、野外音楽堂では常時イベントやコンサートを開催。
■ 所在地 | 〒561-0873 大阪府豊中市服部緑地 |
---|---|
■ 交通アクセス | 北大阪急行「緑地公園駅」より徒歩5分 |
「伊丹空港」と呼ばれ親しまれているこの空港は、国内線専用空港として日本全国を結ぶ拠点空港。都心から30分ほどという便利さで、利用客が多い。北と南の両ターミナルには、レストランやお土産物のショップがあり、家族連れや利用客でにぎわっている。また、4階の屋上にある入場無料の展望デッキ「ラ・ソーラ」からは、飛行機の離発着はもちろん、豊中、伊丹、池田の町が一望できる。とくに夕陽と離発着する飛行機、そして滑走路のライトが交差するたそがれ時は、デートにも人気。季節に合わせて、コンサートや物産展などのイベントなども催される。
■ 所在地 | 〒560-0036 大阪府豊中市蛍池西町 |
---|---|
■ 交通アクセス | 「蛍池駅」より大阪モノレールに乗り換え「大阪国際空港」下車すぐ |
豊中市の服部緑地公園一角にある、日本初の野外博物館。約36000平方メートルの敷地には、北は岩手県の「南部の曲家」から南は鹿児島県の「奄美大島の高倉」まで、日本の代表的な民家11棟を移築復元し、展示している。どれも17~19世紀の江戸時代に建築され、昭和30年代まで実際に人々が生活を営んでいたもので、それぞれの地方固有の風土/習慣から生まれた、人々の暮らしの知恵を随所に感じることができる。館内では民家の解説や昔話を聞く会、お茶会、体験教室などが頻繁に催されているので、興味のある方は行事案内をチェック。
■ 所在地 | 〒561-0873 大阪府豊中市服部緑地 |
---|---|
■ 交通アクセス | 「緑地公園」駅下車 西口を出て約1キロ |