1970年に開催された「日本万国博覧会」の成功を記念し、その跡地に「緑に包まれた文化公園」として、「日本庭園」「自然文化園」さらに文化・スポーツ・レジャー・宿泊施設群が整備された、総面積約260haの公園。「自然文化園」は岡本太郎氏による博覧会のシンボル「太陽の塔」を中心に、西側は森から里山、東側は芝生が張られて平野のイメージを醸しだすようにデザインされおり、「森」から「里山」にかけては、四季折々の変化を示す森、小鳥のさえずりや花々の香りや風情を楽しめる自然、幾つもの滝や水の流れや水車小屋など、日本の里山を感じさせる風景がある一方、お祭広場・緑地広場がある「平野」では、さまざまなイベントやお祭りなども催されている。ほかにも、万博開催時に日本政府の出展施設のひとつであった「日本庭園」、文化施設としては世界中のあらゆる民族に関する資料や情報を収集・公開している「国立民族博物館」や、児童文学に関する図書・雑誌その他の資料約65万点を収集・保存している「国際児童文学館」などがある。大阪モノレール「万博記念公園駅」または「公園東口駅」が便利だ。
■ 所在地 | 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園 |
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■ 交通アクセス | (1)大阪モノレール「万博記念公園駅」下車 (2)大阪モノレール「公園東口駅」下車 |
明治22年(1899)、JR吹田駅に隣接する敷地に「大阪麦酒会社」として創設されたアサヒビール。現在、敷地面積約146000平方メートルの吹田工場(創設当時は、吹田村醸造所と呼ばれていた)では、操業開始した明治24年(1891)当時の建物がそのままの姿で見ることができる。また、ギフトショップでは、ノベルティグッズやビール酵母を使用した食品など、アサヒビール工場ならではの商品も取り扱っているほか、工場敷地内では一年を通してさまざまなイベントも企画・展開。
■ 所在地 | 〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1-45 |
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■ 交通アクセス | 阪急千里線、またはJR京都線「吹田駅」より徒歩10分 |
エキスポシティは大阪の中心部からほど近い大阪モノレール「万博記念公園駅」前の敷地面積約172,000m2に広がる、エンターテインメントとショッピングが融合した大型複合施設である。約300店舗の「三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY」をはじめ、万博記念公園内の施設には、海遊館が初プロデュースするミュージアム「ニフレル」や移動遊園地の「ANIPO(アニポ)」、eスポーツに関連したゲーム体験・学習施設の「REDEE WORLD」などがあり、体験型施設が集まっているのが特徴。また、高さ123メートルの大観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」もあり、週末にはたくさんの人で賑わう巨大レジャー空間となっている。
■ 所在地 | 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園2-1 |
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■ 交通アクセス | 万博記念公園駅から徒歩2分 |