「何事も単純であることが一番」という意味です。
もはや日本語に訳す必要がないほど浸透している言葉ですよね。
私はインテリアコーディネーターの職に就き、今までたくさんのお客様の家づくりに携わらせていただきました。経験を積む事により、この言葉は私の中でより強くなり、私のモットーとなりました。家だけでなく何かをつくる時、たくさん良いモノを取り入れたいと言う気持ちは誰でも感じることだと思います。私もそうでした。しかし良いモノをたくさん使っても、本当に素敵なのか?ごちゃごちゃするだけではないか?モノだけでなく、色もそうだと思います。シンプルな中に何か際立たせたい一点を取り入れるだけでも素敵になるのでは?!と思い、その気持ちが今の私の基盤となりました。
コーディネーターは、お客様により良いモノを提案することは大前提で必要だと思います。しかし、それによってまとまりの無い空間が出来るのも良くない事でもあります。私は、その双方を調整できる役割になれるようになっていきたいと思っています。