やさしさのデザイナー
小学生の頃からイラストを描いたり冊子を作ったりすることが好きでした。好きな漫画のキャラクターや雑誌の表紙を真似して描いたり、A4の紙に切り込みを入れて小さな本を作ったりしていました。そして興味の赴くまま美術大学へ進学し、デザインを専攻。在学中は課題でも趣味でも最終的に紙に出力するデザインが多く、卒業制作では一人で撮影から編集、デザインをし、架空の雑誌を作りました。繰り返し制作する中で次第に、「画面に詰まりすぎて読みにくい」「角が微妙に揃っていない」など気になるポイントが増えました。そして、細かいところまで気をつかって作れば全体の完成度が上がると気づきました。
見た人が「あ！」と思い、何か行動を起こす芸術を作るには、受け取りやすさ、見やすさ、読みやすさ、つまり、見る人への細やかな気づかいが大切だと考えています。芸術は、お客様と関西不動産販売を繋ぐ重要な役割です。より一層丁寧に、やさしい心でデザインと向き合っていきたいと思います。
