変化を楽しむ日常生活
社会人になり初めて就いた仕事が施工管理業職でした。この仕事を始めてから気が付けば30年以上の年月が過ぎました。
最初は右も左もわからず、入社後1年半は数か月ごとに異なる業者の元で働き、日々学びの連続でした。
建築業界の仕組みや法律、基準などは短い期間で日々変化しています。
例えば今のような金物の基礎を使用し始めたのは阪神淡路大震災前後からで、現在は耐震性能を高めるため、ますます複雑な構造となっています。
上棟に関しても、以前は大工が材木屋の敷地内で材木に墨付けをし、ノミやカンナを使って加工をしていました。現在は図面を作成し、コンピューター技術を駆使して工場で加工するなど、短い日数で高精度の木材加工が行えます。
また、SNSを通じて新しい商材や生活スタイルに合う間取りの提案など、お客様への発信の仕方も進化しています。
この仕事に携わる者として、昔からの良い側面を大切にしつつ、今の建築業界の進化に対し常にアンテナを張り、柔軟な思考で日々の変化に対応してまいります。