ミリメートルを追いかける
大学では刑事ドラマなどの作品に憧れ、刑事訴訟法を学びましたが、縁あって様々な建築の仕事に従事してまいりました。リノベーションの営業設計職では、設計や内外装のコーディネート、設計監理を行いました。また街づくりコンサルタントの企画職としては、生物多様性や自然環境に配慮した公共・商業空間の整備に携わり、建築の奥深さに向き合ってきました。
一本のペンでミリ単位まで検討を重ねたプランが、目に見える形となって現れた瞬間、深い感動と大きな衝撃を受けました。建築は単なる器ではなく、人の暮らしを包み込み、彩りを添え、支える存在であることを改めて実感いたしました。そうした経験から、30歳を過ぎて北摂で建てたマイホームは、家族3人の温かい暮らしを思い描いて形にすることができました。
私にとって新たな挑戦となる新築分野ですが、先輩方に助力いただきながらデザイン性と安全性を突き詰め、「お客様にとっての最適解となる家」を追求し続けます。これが建築に対する私の信念であり、自身と交わした永い約束です。
