STORY #18

全6邸、上棟!!

2019.04.29

全6邸、上棟!!

ザ・カーサ大和テラス全6邸上棟。木造建築でいう上棟とは柱や梁などを組み立てて、屋根の一番上の部材である棟木を取り付けることを指す。

ザ・カーサ大和テラス上棟の流れ


ザ・カーサ大和テラスの上棟の流れについてみていきたい。上棟前にまずは工事中の安全確保となる先行足場を組んでいく。上棟の前日、基礎に土台を据え付け、1階の床まで組んでいく。翌日、1階の床から柱を立て、梁や桁、屋根の一番上の部材である棟木を組み、上棟となる。ザ・カーサ大和テラスは6邸ある為、日程をずらして上棟作業を行った。

先行足場(1号地)

上棟当日の様子(1号地)

上棟当日の様子(6号地)

上棟当日の様子(1号地)

ここで、少し構造についても紹介したい。弊社は、日本の伝統的な工法である、在来工法に2×4工法のメリットを組み合わせたCS構法を採用している。

在来工法

在来工法のメリット

  • ■設計自由度が比較的高めの工法
  • ■将来の間取り変更や改造が比較的容易にできる
  • ■近年、耐震性向上のために壁量が増えているが、それでも開口幅は大きく取れる

2×4工法

2×4工法のメリット

  • ■枠組壁工法なので耐震性が優れている
  • ■気密性能が高い
  • ■部材相互の密着性が高いため防火性・断熱性に優れている

CS構法

CS構法のメリット

  • ■在来工法と2×4工法の互いのメリットを併せもつ
  • ■一般的な在来工法の壁・床・屋根・小屋面を構造用面材で補強し、住まいを箱のように一体化
  • ■2×4工法のように複雑に加わる外力を分散させ、バランスよく受け止めることで、接合部への集中を防ぎ、木の住まいのイメージを覆すほどの高い安全性を生み出す

そしてついに、全6邸、上棟!!

1号地

2号地

3号地

4号地

5号地

それぞれの家の形がはっきりと現れ、実際の天井の高さが目で見て感じられる。6邸あるだけに迫力も大きい。

現在も建物完成に向けて木工事が着々と進んでいる。上棟してから建物完成までは約2ヶ月〜3ヶ月程度である。ここでさらに完成のイメージを膨らませるのに、この3DCGパースを見ていただきたい。

弊社のパースデザイナーが制作を手がける3DCGパース。見る前と見た後とでは、後者の方が完成時のイメージが頭の中でより浮かべやすくなったのではないだろうか。この3DCGパース、いわゆるイメージパースを見たからこそ生まれるアイディアも多々あるのだそう。イメージパースの力、今後もフル活用していきたい。

▼ちなみにこちらは夜バージョン

夜の雰囲気、これもまた迫力を感じられずにはいられない。ザ・カーサ大和テラスの南側には、遮る建物がなく、夜景を一望できる。夜景を見ながら何をしようかとついつい考えたくなるようなそんなイメージパースだ。一面に広がる夜景を窓からぼんやり眺めるのももちろん良いが、もっとのびのびと楽しめるのがウッドデッキである。乾杯ディナーや子供たちと一緒に天体観測など、これから気温もどんどん暖かくなり、お風呂上がりにちょっと外で涼みたいな、なんて時にもウッドデッキがぴったりだろう。

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